2014年 謳歌フェス 3/2

活動レポート

1,2年生は学年末試験直前のこの時期に、3年生を対象とした合同ライブにお招きいただきました。桜町高校主催――というよりは元桜町高校軽音楽部顧問室井先生主催――の卒業ライブ「謳歌フェス」です。

お招きいただいたのは、桜町高校と仲良くさせてもらってきた、法政大学高校、東海大学浦安高校、そして本校です。

以下、感想を(長くなりますが)ざっくばらんに箇条書き。

☆ここのところ、立て続けにESP様のホールで演奏させてもらっています。2/11は本館ホール、この日は12号館ホールでした。どちらも素晴らしいのですが、こちらも天井が高く、照明はかっこよく、何より一つ一つの音がしっかりと聞こえてくる素晴らしいPAでした。休日を返上して、こういう場を提供してくださるESPの皆様には感謝してもしきれません。

☆たった4校の集まりだったというのに、演奏レベルの高いこと高いこと。集まった4校中3校が大学附属校ということで、皆、部活動引退後も積極的に活動を続けていることが伺えました。(もちろん附属校でない桜町さんも「受験は?進路は?」と聞きたくなるくらい、皆上手でした!)

☆学校単位で見ずに、バンドや個人のプレイヤーレベルで見ても、この日の出演者は、本当にタレント揃い。一生懸命活動をして来なければ、こんなに魅力的な人間は出来上がらないだろう、としみじみ思いました。

☆各々、部活動引退後に、他校のプレイヤーを「スカウト」して、新しいバンドが結成されているようです。この日も、その一端を垣間見ることが出来ました。これまでのコンテストや合同ライブを通じて、お互いの実力を認め合っているがゆえのことなのでしょう。「学校」や「部活動」や「連盟」という場が、そういう機会を作り出せているのは素晴らしいことです。

☆こういうつながりを、高校生が「部活のつながり」「合同ライブによるつながり」という以上に、「連盟のつながり」として捉えているようです。すなわち、「連盟公式大会に勝ち上がってくるバンド(学校)」というものに一目置いている、というのが、(都内の)高校生ミュージシャンの新たな価値観として定着しつつあるのだと思います。私(大舘)が中杉に着任し、顧問を始めた10数年前は、「ライブハウスで鳴らしている奴らこそが実力派」という価値観が当然のようにありました。それが、「連盟非連盟」の括りを軸に、「連盟で上手い(かっこいい)奴ら非連盟で上手い(かっこいい)奴ら」という2本立てになってきている、という感じです。

☆さて、そうやって褒めちぎったものの、1つ下の学年はどうなのでしょう?こんな風に素晴らしい個性と魅力に溢れた人(そしてバンド)になれているでしょうか?この人たちと同じくらいの素晴らしいつながりを得ることができるでしょうか。それは今後の活動の「充実度」によると思います。みんな頑張ろう!

〈Lucid Dream〉

〈tuneful highway〉

「全員集合」

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日程:2014年3月2日(日)
企画:卒業ライブ「謳歌フェス」
場所:ESPミュージカルアカデミー 12号館ホール
出演:東海大学浦安高校・法政大学高校・都立桜町高校・中大杉並高校

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