東京都軽音楽連盟からのご推薦をいただき、〈詩面想歌〉が東京都代表として長野県大会のゲストとして選出されました。
もともと今大会は「都大会受賞バンド1組を招待する」ということになっており、このたびちょうど合宿で長野に向かう縁もあり、特別賞をいただいた〈詩面想歌〉にお鉢が回ってきた――という経緯です。
コンテストは長野県大会の決勝であるとともに、2018年に長野で行われる総文祭実施を想定した「プレプレ大会」の位置づけでもあります。
その時には、全国からのバンドを招待することになるため、今年度東京都からご招待いただいたということなのでしょうか。
合宿本体と同じ日に長野に向かうものの、バスで向かっていては間に合わないので、出演者(+顧問1名)だけ別行動。
お盆の時期なので、自由席しか確保できなかったものの、奇跡的に座ることができました!
緊張のリハ風景。ゲストということで、本番当日のお昼休みの時間にリハーサルの時間をいただきました。
会場は、ホクト文化ホール――キャパ2000人を超える実に立派な会場でした!
「目つぶし」が印象的な照明。
出演バンド48組を全員ステージに上げるために、審査時間を利用して出演者がステージ上の機材撤収を行います。
長野県の軽音楽部員、テキパキと仕事をしていました!
結果はなんと2位相当の準最優秀賞。「ゲストなのに審査対象にもなる」というのがユニークです。
以下、東京のコンテストとは違うな~ということを列挙。
◆メインの司会は連盟の先生。そのアシスタントを出演者が務める。お仕事は、①司会の先生のフリに応える ②バンド紹介のときに「中央大学杉並高校の!」と司会の先生が告げるのに続けて「詩面想歌です!」とバンド名を紹介する ③インタビューのときに回答者にマイクを向ける というあたりか?
◆出演しない時間は、出演者の「黒子」的な役目(サポート担当)を果たす。出演者演奏後に出演者から楽器を受け取って、指定の場所に置く――というのがお仕事の中心でしたでしょうか。
◆上記のように全バンド演奏後に、出演者(この日は「各バンド2名ずつ」という指示)がステージ上の機材のハケを行う。
◆全体的に、「出演者とともに作り上げる」という雰囲気が強い。連盟の先生から「ステージ下に階段を出して!」など指示が出れば、誰ともなくさっと動き、役割を果たす。
◆こんなアイテムも高校生の手作り感があっていいですね。
◆ドラムがかなり高さのある平台に乗っているほか、キーボーディスト用にも平台が用意されている(これもけっこう高い)
◆見学者はステージの前(下)に立って良い。曲に合わせて飛び跳ねても良い。(これにはビックリ!)
◆衣装であってもアクセサリー(特にピアス)は不可。茶髪も不可。
◆出演順は、地区予選の評価順。前半は地区予選ベスト16相当。トリは地区予選最優秀賞バンド。(審査員が先入観をもって審査してしまうのでは?と思うのですが、「地区予選の評価を覆す!」という目標をもって各バンド臨んでいるのだと思いました。)
◆出演バンドは48バンド!1バンド7分ずつで回し、(ほぼ)タイムテーブル通りに進行。
◆ゲストも審査対象になる。
◆審査員は、専門学校の先生の他、レコード会社の新人発掘担当者+地元のライブハウスのブッキングマネージャー。
きっと他にも、見えていないところがたくさんあるのでしょうが、とりあえず、こんなところ。
今回、「ゲスト」ということで実に細やかに気配りをいただきました。我々も「東京の当たり前は長野の当たり前ではないはず」ということで、細かなことまで確認しながらの出演となりました。「異文化交流」実に楽しかったです!
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日程:2016年8月12日(金)
企画:第42回全国高等学校総合文化祭長野大会
2018信州総文祭
軽音楽部門プレプレ大会
Power Live 2018 Z pre-pre
2016(平成28)年度 第24回
長野県高等学校軽音楽系クラブ合同演奏会県大会
Power Live 2016K
主催:長野県 長野県教育委員会 長野県高等学校文化連盟
協賛:㈱ヤマハミュージックパブリッシング 尚美ミュージックカレッジ専門学校
主管:長野県高等学校文化連盟軽音楽専門部
場所:ホクト文化ホール
時間:9:30開場 10:00開演 18:30閉演
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