52期卒業式の翌日、現役生は学年末直後のちょっと一息の3/11、中杉音楽部的にはちょっと歴史に残るイベントを行いました。
題して「中央大学杉並高校音楽部40~51st同窓会 “ONBU NIGHT”」。これまで私たちの部活ではやったことのなかった同窓会パーティ&ライブです。
会場は赤坂クローフィッシュ(http://crawfish.jp/)。
1.オープニング~詩面想歌~ゲスト紹介
オープニングは、乾杯の音頭とともに、昨日卒業式を終えたばかりの52期詩面想歌が、新曲+鉄板定番曲「ターコイズ」で場を盛り上げてくれました。ターコイズが終わるとVo.田村から特別ゲストの紹介。誰もが初めてお会いする女性とともに「これはアカン」を連呼するコーチがステージに登場。この日が、そういう趣旨であることが場に周知されます。好奇心旺盛な(ギリギリ)JKからは、お二人に向けて容赦ない質問が浴びせられました。こうなるとコーチももうヤケクソ、今まで知らなかったコーチの一面を一同知ることになりました。(そう、実は詩面想歌のオープニング新曲も、新しい2人の門出を祝した曲だったのです!)
※形の上では彼女らは3/31までは高校生。お酒のある場に遅くまで同席させるのは相応しくないため、演奏が終わったら帰宅してもらいました。
2.GO!GO!7188バンド
そうして幕を開けた”ONBU NIGHT”、しばしの歓談を挟み、この日の最年長バントの登場です。40期から、ギターとベースとドラム、そこに48期Gaudy Junkヴォーカルが加わり、GO!GO!7188のナンバー2曲を披露。GO!GO!~といえば、10数年前にはすべてのガールズ(Vo.)バンドがコピーしていたバンド。ステージ下を占拠していた、この日最大多数派41期生からは、やんやの喝采を浴びていました。もちろん、40期代中盤世代あたりにとっても浸透していた楽曲だけに、どストライクのチョイスでした。
3.オーシャンバンド
続いて登場は
50期Maker(Manic Mood Maker)主体(ヴォーカル/ベース/ドラム)で、そこに
49期Lucid Dreamキーボード、
国立音大ジャズ研で鳴らした凄腕45期ギタリスト、
さらには51期のダンス&コーラスを加えたバンド。
曲は、Makerが3年夏に大会に出し、直後の合宿でコーチがアレンジに手を加えたバージョンの”Ocean Breeze”。凄テクがちょいちょい飛び出すギタープレイに皆が魅了されました。
4.オリジナル&星野源バンド(↑一人欠けているので、誰か演奏中の写真をください笑)
44期のギター、ベース、キーボードに
46期ドラム、48期キーボード、
ボーカルは、ほんの数か月後に音楽の実習生として中杉へ教育実習にやってくる45期生
そこへ29期顧問がキーボードで加わる上に、話題の「恋ダンス」チームも登場する、もはやメンバーが何人なのか分からないバンド(笑)。
1曲目はこの日のために作られたオリジナル曲で顧問もサビのワンフレーズだけコーラスで参加。お洒落コード満載のシャッフルナンバーに、間奏のベースソロでは大きな手拍子が加わりました。
2曲目はまさに今が旬の星野源の「恋」を披露。こちらはトリプルキーボード編成で、胡弓パートとストリングスパートとピアノパートを分担。顧問もこの日のために仕事もしないでピアノと真剣に向き合いました。「恋ダンス」チームは当初4名の予定だったはずが、なんだかんだで踊れる人・踊りたい人が加わり、賑やかなムードになりました。
5.レキシバンドfromパピヨン
就活真っ只中の49期生(ギター&ヴォーカル/コーラス&タンバリン/ピアノ&コーラス)のアコースティックスタイルで(そして一人はリクルートスーツに身を包んで!)、レキシの「狩りから稲作へ」を演奏してくれました。
今日のお祝いムードを反映したオリジナルの煽り&イントロから、おなじみのイントロに移行すると、会場のムードは一気に最高潮へ!途中のコール&レスポンスでは、レキシのおなじみの煽りに加えて、コーチをお祝いする楽しい掛け合いもあり、会場全員が笑顔に包まれる幸せな時間となりました。
6.41期弾き語り
この日60人を超える参加者の中で最大の参加者数を誇る41期生が「さすがに誰か何か演奏しないわけには…」と思ったのかどうかは定かではありませんが、アコギ弾き語りスタイルでYUKIの「ふがいないや」を披露してくれました。すっかり酔いも回って来た頃合いに、気持ちよさそうにギターを掻き鳴らし熱唱する姿に、「音楽って自由でいいなあ」と思わされずにはいられません。
7.BUMP&RADバンド from L’istesso Tempo
パーティーも終盤を迎え、飲み放題タイムも終わるころ(笑)、満を持してコーチ登場。こちらは、47期生(ギター&ヴォーカル/リードギター)にコーチ(ベース)と50期生ドラム(from Be*Rich & Maker)を加えた編成。
披露された曲は、BUMP OF CHICKEN「天体観測」にRADWIMPS「前前前世」という、「ストライクど真ん中」の2曲。この2曲で盛り上がらないはずもなく、大合唱を経て、パーティーはいよいよ終幕へ。
8.Gaudy Junk
ベーシストが残念ながら不参加ということで、こちらもコーチがベースでヘルプ(48期生ヴォーカル/ドラム/キーボード、49期ギターが第Ⅱ期正規メンバー、そこに34期コーチが参加した格好です。)。とは言え、これはただのヘルプではなく、彼女らが高校在学中もコーチはちょいちょいこのバンドの助っ人をしていたため、顧問としては、この顔ぶれに全く違和感なし。
1曲目はPUFFYの「愛のしるし」。なぜかダンサー?に49期が見苦しい恰好で参加しましたが、実は彼は中杉入学以前からGaudy Junk(のヴォーカル)に憧れていたという筋金入り。それから4年の月日を経て、とうとう初の「共演」が実現したというわけですから、多少の見苦しさはご勘弁ください。
そうして迎えたこの日最後の1曲はGaudy Junkオリジナル「ビターシュガー」。”Happy Birthday!”のフレーズを”Happy Wedding!”に変えて、みんなで歌い、大団円を迎えました。
その後、再開と出会いを惜しむように、2次会~3次会と宴は続いたようですが(大舘も二次会までは参加)、皆さんどうやって帰ったのでしょう…?
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総勢60名以上(早々に退席した高校生も含めると70名近く)が集まったこの”ONBU NIGHT”、大盛況・大成功で終えることができました。
受付を手伝ってくれた人、
「恋ダンス」チームに加わってくれた人、
企画を発案し会場のチョイスをしてくれた人、
この企画のことを同期に宣伝してくれた人、
そして何より、忙しい中、ステージに出演してパーティを盛り上げてくれた人たち
に、この場を借りてお礼を言いたいと思います。
私(大舘)としては、「企画力・運営力・実行力をつけるのが中杉音楽部だ」と謳っている以上、中途半端なイベントは出来ないと思い、準備を重ねてきました。
イベント全体の構成を考え、
出演者を募り、
サプライズを仕込み、
東に演奏したいくせに渋っている人がいればこれを説得し、
西にメンバーが足りないと言う人があれば彼らが直接知らないメンバーを斡旋し、
南に「大舘も演奏しろ」と言う人がいれば仕事もしないで練習に勤しみ、
北に「コーチにヘルプを頼みたい」と言う人がいればこれを斡旋し、
――そうして、総勢8組の人たちに演奏をしてもらうことができました。
どのグループもそれぞれの個性と魅力にあふれ、「初めまして」の人たちでも楽しめる演奏をしていたのは、まさに中杉音楽部の卒業生だからなせる業なのではないかと思いました。(個人的には「チーフプロデューサーとして、メンバー編成や選曲にも口を挟むことができて、全能感を得ることができました・笑)
また、オープニングにして最大の見どころ「ゲスト登場サプライズ」をプロデュースすることができ――しかも当事者が期待以上のリアクションをしてくれたため・笑――この点でも大きな達成感を得ることができました。
終わった後にも、「神イベントだった」「夢のような時間だった」「継続的に実施してほしい」「企画してもらって本当に良かった」等々、たくさんのメッセージをもらい、やった甲斐があったなあと本当にうれしく思っています。ただ、このイベント、全員の顔と名前と腕前と人柄が分かっている人(つまり私です)がいないと出演者がなかなか揃わないと思うので、「またやってくれ」と言われると「10年後くらいにね」としか答えられません・笑。
チームCHUSUGI ONBUの皆さん、また会いましょう!!!!
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