alone (by frogflow)
世界が平らで果てあれば
家を出るとき 私の帰りに
懸念をしてくれるでしょうか
そんなはずもないけど
背中の痣も消えない仇も
私はうまく隠せていますか
どれだけ自分を殺したら
あなたのいうちゃんとになれるの
夕方5時に街に流れる
チャイムが左耳掠って
あなたとの約束のために
家路を急いでた
扉を開けて「おかえり」ってただ
笑って迎えるあなたを夢見ていた
ほんとのことは一つも言えず
「ごめんね」ばかりを重ねた
もうゆるしておねがい 届かないの
ねえ私の言葉は 破れた壁 すり抜けてく
世界が平和で均等なら
私は今を不幸と言えるの
どれだけ自分を殺しても
喉に詰まるものばかり
襖の向こう 花瓶が割れた
異常な頭で考えていたことで
大切なんてひとつもなくて
明日にすがった私を
もうゆるしておねがい 届かないの
ねえ私の言葉は 破れた壁 すり抜けてく
いつかこの分
愛してくれると思ってたの
だってまだ
日曜の公園も平日の買い物も
全部全部
私には早いだけ それでも
見てよ 気づいてよ 私はここにいるよ
もうしないから いい子にするから
見てよ 気づいてよ 生きてていいって言って欲しくて
ねえ
見てよ 気づいてよ 私はどこにいるの
割れた花瓶の花がしぼんだ
見てよ 気づいてよ
私が息をしなくなったら
あなたはもう一度笑ってくれますか
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