春愁 (by AGUNORUST)
色違い制服の君の肩があたってたんだ
桜はまだ咲いてない
そんなことを話したんだ
払った 君の髪の花びらが君の靴の上に落ちたんだ
君にすがりついているようだ、僕と同じだ。馬鹿だなぁ、
なぁ、春。君をどこへ隠したんだよ
なぁ、春。君をどこへ連れていったんだよ
なぁ、春。花びらはもう踏み尽くした
なぁ、初夏が君をさらっていったんだろう
すれ違い性格の君のことも
分かってきたんだ
月並みな言葉さえ君の前じゃ躊躇っていたんだ。
寄り道したあのコンビニと君がよく飲んでいた三ツ矢サイダーきっと掠れて掠れて掠れていくんだ
遠回りしたあの公園と君のいつまでもぎこちない味も二度と戻らない戻らない戻らない戻らない
なぁ、春。君をどこへ隠したんだよ
なぁ、春。君をどこへ連れていったんだよ
なぁ、春。花びらはもう踏み尽くした
なぁ、帰ってきてよ。なぁ、あのあ春の日
あぁ、もう春が終わりを告げる
あぁ、もう春が君を連れて行ったんだよ
あぁ、もう思い出は踏み尽くした
あぁ、初夏が君をさらっていったんだろう
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