部員用にマニュアルを書き始めたのですが、全国の軽音楽部顧問に「あるある笑」と思っていただけそうなネタになりますので、こちらに転載。(”○○期”は本校のバンド名の事例です。)
①特殊な記号は避ける
⤴ 🌟 ♪ などの特殊記号や絵文字は、大会プログラムや配信サービスでは表記できないケースがあります。
例)さんせっと⤴(57期) … 媒体によっては「さんせっと↑」と表記されていました
②アルファベット、日本語以外の言語の文字は避ける
例)lätt(57期) … 「ä」(ウムラウト付きの”a”)は配信サービスでは表記不可でした
nëolull(61期) … 「ë」(ウムラウト付きの”e”)は配信サービスでは表記不可でした
「BOØWY」という伝説のバンドがいましたが、1980年代からずーっと「Ø」の表記のせいで誰かが迷惑しています。
③日本語でも特殊と思われる表記は避ける
例)ヨジショウ(60期) … 半角は配信サービスで表記不可でした(後に全角に改名)
漢字の旧字や異体字(「崎」ではなく「﨑」のような漢字)も避けた方が良いでしょう。
④バンドメンバーのイニシャルや頭文字を取るのは避ける
KAT-TUNみたいなことが起こります。
⑤バンドメンバーの人数を示す数字を入れるのは避ける
誰か辞めると、その後ずっと微妙な空気になります。がんばれ!6on(62期)
⑥エゴサしたときに永久にヒットしない名前は避ける
例)87(51期) … 読み方は「ハナ」でした
maker(50期) … 引退後にManic Mood Makerに改名(すぐに解散)
「THE 2」というバンド(2024年解散)が、以前は「2」というバンド名だったが、シンプルすぎてプロモーション上は相当不利だったと思います。(「THE 2」は中杉とは無関係です)
⑦アルファベット表記なのに英語的な読み方をしない名前は避ける(読んでもらえない)
例)MUSTCAT(59期) … どう見ても「ますときゃっと」だが正しくは「ますとかっと」
affectea(60期) … どう見ても「あふぇくてぃー」だが正しくは「あふぇくてぃあ」
geluk(60期) … 正しくは「へるっく」。”オランダ語”ということでギリ説明はついたが…
⑧下ネタ、回文、早口言葉の類は避ける
サムいし、大会でエントリーを拒否される場合も。
かつてどこかの学校が「ミックスジュース抽出中2」という名前で大会にエントリーしていましたが、MCさんが迷惑していました。「きゃりーぱみゅぱみゅ」だって…
⑨名前が決まらないからといって「Unknown」、「No Name」などの名前にしない
サムいし、それぞれ全国に500組ずつくらいいます。「404(Not Found)」もけっこういそう
いろいろな場面で「バンド名にはどういう由来が?」と聞かれはしますが、そんなに深い意味はなくても良いし、理由は後付けでも構いません。「UNISON SQUARE GARDEN」が、メンバーが思いついた1単語ずつを持ち寄って繋げたのは有名な話。
いろいろ書きましたが、面白半分で書いているだけですので、真に受ける必要はありません。好きにせえ。
遅くとも8月末までにバンド名が決まっているのが望ましいです。(多くの場合、合宿前くらいまでには決まっていますが。)
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